立川談志師匠が、落語の中で披露したジョークです。面白いですよ! 落語では「小噺(こばなし)」と言います。ジョークであれ、小噺であれ、短くても物語ですから、「起承転結」または「物語スタイル」で話が展開します。話の舞台設定が最初にあり、話が展開して、結末に達する。結末でアッと驚く笑いが発せられます。
起承転結の話の展開順と正反対の話し方が「逆ピラミッド」あるいは「重要度順」の話し方です。ビジネス会話に最適の話し方と言われています。「02 逆ピラミッドのイメージ」「03 逆ピラミッドの話し方の構造」「04 逆ピラミッドで回答する」の動画をご覧ください。
ところで落語に出てくる笑いには「ダジャレ」が少なくありません。「あの世にも風俗営業が進出したそうです。メイドカフェと言うんだそうですな」と言った具合。冥途とmaidをひっかけていますね。ダジャレは日本語の専売特許かと思っていたら英語にもあるんです。翻訳です。「ジャックの奴に挨拶したら飛行機から引きずり降ろされちまった。『ハイ!ジャック』と言っただけなのに」